極稀な柄

結城永人


あけすけに優しさを
誉められて悪い気はしない
何となくただ
抜け駆けできない
想いがしただけなので

行ったかのように
コート・ダジュールへ
まるで持ち分は

午前零時を回っても

鳴り止まない
魔的な陣容の饗宴だった
聞くつもりではなく
耳に入り込めば

さてや世が流れても
丁度のペースだと
可愛がって
いられた

さてや運が巡ってか
適度なタッチだと
面白がって
いられた

行かなくあるまい
コート・ダジュールへ
およそ分け前も

小春日和を過ぎてか

さてや情が交えての
程度はグッドだと
素朴がって
いられた

週末土日を挟んでぞ

内輪地元を放れてな

国際空港を発ってだ