ざっくばらん

結城永人


日中で走って来た
退屈を凌ぎに車を運転しがてら街並みへと流れる
雨降りだった
某とも考える気がせず
思うまま
公道を進んで行くのだった
または息抜きなのか
鑑みるや久方といって良い
僕自身へだ
腰を据えなくてはならない感じはする
生まれて初めてのはずでなければ発心にも怯まなかった
絶妙な映り映えを取り交わす実景が薄忙しかった
まるで散歩みたいか
当たり障りもないコースが却って習慣ぞ浮き彫りにさせるんだ
ただ速いだけで
馬力を差し引くと近く認められ得る
普段も同じだった
匂いが擽られないのには勘逸る