金鳳花

結城永人


嗅いでいるとは
いうまでもなく
神様なのだから

現時点にあるべき
凡てを差し上げたい

絶大な清らかさが全宇宙を
巻き込まずにはいないので
僭越ながら極僅かな品物も
生憎と得られなかったまま

僕自身の一存で

凡てを賜り下された
現時点にあるべく

悟っているのが
いわれもなくて
託宣だったんだ

自然界の一理か