落下傘ナウ

結城永人


及んで丸まる
かくも白玉みたく
気持ちを捏ねて
日本晴れと
謎かける
心は透き通っていた
緘黙の口を
尖らせがてら
とにもかくにも

不世出な
身に余る栄えが
受け兼ねた
想いだったのではないか
大袈裟に
取り持たれてや
照れる
生活面なんだ

僕自身も
落下傘ナウ
琵琶の音へ耳を貸した
詮索もしてぞ
荒まずにいない人間性の
向後へ鑑みる
真っ平な
気持ちを伴った
君こそ
奇縁もありやしないと

日本晴れ
想いだったのではないか
真っ平な
とにもかくにも
照れる
詮索もしてぞ

首を回すのは
吝かではなく
くすり兆すにしろ
転がり込んでは行けない
段々畑へ
紋白蝶が翔んでいた
境遇の近く