メンタリティー

結城永人


星は穏やかに楽しんで
追い抜いても後ろに控えていると
知らせるだろう清らかさを返せば
余程の眼差しが質した宇宙へ
過ごし方も慎ましく
考え入るのだった

ゴシックの寺院が
闇へと溶けるような雰囲気だ
専ら物陰で潜む
虫の息に総毛立つほどの
感覚こそデモーニッシュとはいえ
冴え冴えな頃合いの磁力か
引き寄せられる働きで
静かに喜びを願いながら

およそまるで
走り去った黒豹に従って
人形劇が幕を降ろし
取り越されもしなくなる
謎めきを残したまま
日の出を迎える世の中と
せずにいない

些やかな詩を献じた
弱くても心の繋がりがないよりや
益しなのは誤りないケースなので
剽軽にぼやけてしまったともあれ
勢い付いたんだ