結城永人


別れた人の動向を快く受け留めた
かくは付き合いへ感謝するのみだ
消息が得たくても追い回したりはできなかった
なんで別れるのか
想いも砕けては事実上の無惨だ
爾来
枯れ野へ赴いてくれていたとは喜びも一入だった
笑顔の甲斐がある
今以て気迫も人一倍にしろ
沈めよ
燦々と照り止まない太陽は
日付変更線の裏側で僕たちを暗闇と抱き合わせるんだ
ややも手探りでは生きた心地がしなかった世の中の切れ端へ耐えてみせる
如何に縁遠くも千切れてやしなかった
倦み倦ねてなどもいない
およそ情けだけがただしんみり遣り過ごされよう
証すまでもない腹括りといって
だが
容赦しないよりは望ましいではないか
少しでも大きく
剰え破れかぶれで
人との別れが
託すべきならば