夢現

結城永人


僕は苦にしてなかった。罪滅ぼしに宇宙を教えてあげる。なんと無辺だろう。肯う、対峙しなかった経緯も。突き返したのは君じゃないか。冷や水を浴びせかけられなければ素っ飛んで行けたはずだもの。またはさくらんぼが1ダースでなくては話にならない間柄でもなかったとわ。でしょ、ドーベルマンが骨を喰らう。面白がらすにしてはシリアスだった。決まり切っている。進行形なのは断てないんだ、やっぱり――。君も気にかけるのは突き返された僕を憐れんでしまうとすると諸々の遊星が打つかり合うのもうっかり聞き洩らしたりはしなくなる。なんで用済みなのか。舌回らなくなりそうな、かくも濃やかな存亡を巡り、復唱された《呪い》がある。念頭に明るいと切り絵の鋏こそ尚潔かった、僻ましく腕捲りする根っこよりは。つまり忠実(まめ)ならば僕個人だろう。今しもキャンディへ睫毛を仕向ける君じゃない。そこかしこ。と、嘘八百を並べ、立て続けに回り込んでは襟元へ噛み砕いた言葉も音を上げる。爪も触らず、DEKAしたとか。ただ打てば響くように流石なのは間違なく。断てない。余白に‘ギブ・アップ’と酌んで貰うのがせめてな償いだから。泣かなっで。喧嘩は両成敗だと誠意を添えて口説きがてら新入りとは血色が量られず ぼんやり思索に耽ること耽ること/亘って/他愛ない/餃子でも摘まむか/雰囲気止むや夜ぞ来た。なのでベガは琴座の一等星なんだ。上も下もない。丸々、鑑みて頂戴。いいっこなしはチラリ坂にしとく、できないと〜。透き通る癒しのゆえで。