肌脱げ

結城永人


寂しい人を見かけた
人が寂しいのではない
何だか嬉しくなり
自分と同じだと
仲間のような気さえする

考えてみると
見られていたのが世間の目で
僕は僕を
組み立ててやしなかった

世間の目へ晒されて
君でしかなかったから
味わわされてしまうんだ

面白さを味わって
咲き出しの金盞花も心引く

五線譜へ想いを重ねた
君だけのために

連ねられず
比べなくてはならなかったので

余りにも
面白がっている状況よりか
慰めてしまうはずならば
立場があるんだ