宇宙を磨け

結城永人


空元気は止そう

死に衰えるしかないところまで来ている
自力で目標を実現できるわけがない

僕が努力するのは軽蔑されたくないからだ
空を泳ぐ善意に敵愾心を兼ねていて
必ずや捕らえてみせなくてはならないと

侮辱されたくなくて頑張るのも同じなので
敵愾心を煽る善意は空を泳がないが
捕らえてみせないつもりにはなり得ない

恐らく成長すれば以前よりも良いことがあるだろうと期待値を異常に上げてしまったせいかしら

本道的に要点を窮めた遣り方でなくては通用しないかぎり
やはり手を拱いてばかりいても収拾が付かない事態だった

独壇場も
降りて行く
日月ぞ