嫋やかな森

結城永人


することもなくなったとき
人はしたがるべきではない

だから感じる
生にしても虚しい状態という
なんて面白さだろう
しなくて構わない
悲しむのはするせい
してはならないにも拘わらず

一々
するな
詩が正しく生まれた
一応
いってはおくけれども


しないで
味わうのが好き
順次

したからか
なくなるまで人生を
とことん息詰まるほどの
苛酷さを
潜り抜けるように
一つも報われなくてと

やはり悲しい
することがないかぎり
することはない
といいたかった

またほら
生まれるんだ
いっておくのか
詩って

しなくなるや否や



胸に広がる
放られた意識ではない
全然
上らない
水準の涯だったんだ

神経を逆撫でる
融通の利かない
しかも

あろうことか
するときならば
たぶん久しく

いいもしなくなるので
匿ったりも
しなかった懇願と
してみる