掌の青空

結城永人


心一杯と
伸ばした腕で
手を握り締めて掴んだ
青空は掌に

すっぽり収まり
震えるようにしかし
嫋やかな風合いを
良い感じを残しながら
零れ出しもせずに
浮かんでいた

微笑んでいた
生まれ変わったのか
世の中も又新しく
覗き込まれるが
いうならば

許し合いなのだろうか
明るい兆しを得る
空色が胸へ

染みて来たのも
普段通りだ