妄想へ刺激せよ

結城永人


偶さか願いが高じてしまう
笑わせてあげたい
どうなるか

笑ってくれたら腹の底で大丈夫と唱える
問われた手腕も衰えてやしないし
妄想とは何分ともに
面白がる君が僕は愛しい
かくて生まれるんだ
羽搏きの弓矢か
今や世界も刺激されて止まず
好きだとよもや気にかけている
僕は妄想を膨らませて君を退かせるところまで訪ねよう
すると君は驚きに刺激されながら僕へ傾いだ
新たに恋しさが芽生えて付け加えられるんだ
もう良いかい
まだだよ
まるでかくれんぼのように愛しくて面白かった歴史が立ち現れて二人を変えて行くわざだった
君は切欠を求めている
尤も確かめたのは僕だ
感性が光って夜空に星も流れる
喜びならば輝き出した
笑みで弾けて