もぐもぐごくり

結城永人


きっと良いことがある
夢は希望へ重なるかぎり
可笑しいじゃないか
抱える胸の喜びが美しくて
自前で持ち上げるにせよ
元気を出して進むんだ

つまりきっと
良いことがあるある
としながらと
いいながらがてら
遣って来た鵞鳥を抱える
感じはぷかり
宙に浮くようだった
進んでみればこその想いがする
できた状態にも
嵌まってしまうや

伝説の剣を引き
岩山へ突き立てられていた
五億光年の旅の末に
落下した隕石の一欠片だ
抜いたらどうだろう
刺さり目は郵便受けだから
不思議がって
鵞鳥を又連れて
相談したりもしていて
眠くもなるらしいみたい

どうしよう
どうしたものか
分からなくて良かった
郵便受けならば
手紙でも入っているだろう
さもなければおよそ
さびしんぼ
かしら

期待し過ぎても
気の毒だし
身体にだって悪そうな
注意するには越さないんだと
本を正せば
誰へも責められなくてか
堪らなく煩わしく
なのでそこは
追い遣られてはならない