君へ光を束ねて

結城永人


気付かれたのは運命を望んでも人生の可能性が余りに低過ぎるということ
叶えられるか叶えられないか何れにしても夢見られていたのは奇跡ではなかったか
直隠しに難しがって成果を得られないと自分で自分の首でも絞めるように命こそ危ぶみながら
本当のところは皆目と見当も付かないままでは致し方がない

風が頬を優しく撫でるにせよ

股間に響く強かさにせよ

朗らかな伸び上がる背中にせよ

結果的にはたとえ人それぞれだとしても受け入れられずにはどうにもならない現状だった
考えると少ない運命よりも多い奇跡を想定する言動が自らにとって好都合というか
望みだけでは食い扶持に欠けるとか叶わずにも張り切らないつもりではないけれども

夢を味わうための永遠性が目標ならば諸出しにしないようなわざもないはずなんだ
的確に捉えたいかぎりは実力と見合った方位へ速やかに切り返すべきと信じる

可愛らしく覗いた臍にしろ
閃いた髪の毛の柔らかさにしろ
腰も撓やかな佇まいにしろ