黄色い星の勲章

結城永人


知っているだろうか
ちゃっかりしてもしなくても
君こそ僕の全てならば
明日に見る夢は誇りを持って
ということを

世界に顔が立つ
顔の立った世界で
世界へ顔は立ち
顔も立てる世界だ

四つの角に一つの角が
新しく付け加えられるとき
黄色い星の勲章は
やおらダイアモンドだった
求めて止まないとの
理想の現し身だったゆえに
打ち輝いて感じるに違いないし

上も下もなく
心を許し合われる仲だもの
レストランへ別れを告げた
夜風で絡まりながら
摘まれなかった恋の芽も
震えるような懐かしみと重なる

悟らせないままの
明日に見る夢は誇りを持って
忘れられなどせず
引き受けた無二が愛しい