結城永人


君は心を動かされて
僕に付いて来た
知覚する恋しさを
幻が羨んでいたものだ

どうして
情熱を秘めた世渡りが
誠意も認められないくらい
窶れ果てているのか
消沈した気分で

一人寂しく考える
誰にも何もいえなかったまま
肺は愚か
血脈こそ引けを取り
生き倦ねているらしい
まさか

僕が動かした心も
君は付いて来なくなる

恋しさを遺失しながら
霞んでしまう幻に

助け合いしかなかった
遣り抜くんだ
奮い起こせ