パンと牛乳

結城永人


どうしてなのか
実は食事が嫌いなんだ
物心の付いたときからずっと
考えてみて
気に入りの動植物を殺さなくてはないためだと
どころが最近
違うような気もして来た

何となく違うと考えながら結論を先延ばしにしていた面が新しく受け入れられる
食事よりも
好きな対象によって
齎される疎外感のせいではないか
遊びならば遊びでも良い
遊べなくなる
費やしていると食事を
だから嫌いなのではないか

手軽に済ましてしまえばとも頷けなかったりもするのも確かなつもり
皆と拝みたいし
神に祈りたいが
味わっても味わっても
呑み込み得ないで
腑にも落ちない
分かると
消えてしまう気がするんだ
まるで弾け飛んだ光のように
張り上げた
シンバルと共に
身に訪れる
福徳さ

最も大きくて
拒んでしまうとすると
本当だ