勇気の塊

結城永人


望むべくは
祈るばかりだ
数え切れない無念さを弁え
真っ暗な闇へ憩うかのような
悲しみになって
待ち構えるのは必ずや
死にかぎらないと
声を落とした

主よ
脱ぎ捨てられた肉体の
存立する強度こそ
精神そのものながら
越えられた時間にとって
縋るともなく
概念される様相上の
全てを愛しむ

悲しみになって
越えられた時間にとって
数え切れない無念さを弁え
縋るともなく

真っ暗な闇へ憩うかのような
越えられた時間にとって