泡沫は唆るし

結城永人


君と来るのが夢だった
爽やかな風が吹き抜ける
季節は移り変われども
望みも想いを遂げられて
今を生きる世の中へと

手に入れて引き寄せる
幸せが
どうか覚めないで
広げられるように
行っていた
祈りも

弾け飛んだ
透き通った恋しさこそ
二人だけの
楽しみとするばかりか

どうか覚めないで
広げられるように

好きだからきっと心底に
儘ならない全ては
蔑んでやならなかったんだ
奪い返したくなるので