包む光

結城永人


精神的にいって
どうかしていた
摂理と相等しく
受け得る啓示を
認識しないまま
どうかしていた

ピーマンは焦げる
キャベツは茹だる
ニンジンは蒸せる

人生初の
味わいを
感じられ
敬信した
真如とわ

庭園に七面鳥が
駆け擦り回った
園内に福寿草が
咲き誇り捲った
内外に火山岩が
噴き流れ凝った

唇を噛み締め
読み耽る本も
仕舞われてか
窓へ就く額だ

遊び心も
手伝って

唸らざるは若かず