愛慕

結城永人


引っ繰り返って
笹の葉を食べている
パンダが

ゆったり

小豆色のドレスを
着ている貴方は
何を思ってか
馨しい

蝶結びの銃身の頭文字で

アンソロジーを取り持てば……

月夜の晩も又初めてとなる

   ち

 ち

横丁は店仕舞いだ
漸くと陽の目を見るまでは

恐れないでおくれ
広葉樹の支脈も今一つな
カスケイドに